2013年2月4日月曜日

1/35 豊臣秀吉(ポーズ、兜修正)

今回は戦国武将、豊臣秀吉です。アオシマの古い古いキットですが、「徳川戦国絵巻 No.01 小田原攻め」というジオラマセットとして今でも入手可能です。「徳川戦国絵巻」なのに秀吉が主役の「小田原攻め」ってところがシュールです。

まずは、仮組み。……さすがに古いだけあってキツいです。兜の後に付いてるホタテ貝みたいなのは、馬藺後立ですよね、多分。この馬藺後立付兜のおかげで秀吉以外には見えないのですが、イマイチ秀吉にも見えないという不思議な造形。
右手は采配を振り下ろしているところなのですが、肩がなくて胴体から腕が生えているようにしか見えません。手首も真っ直ぐ突き上げており、不自然。このあたりが改修点です。他にもナニなところは多いのですが、こだわりすぎるとタミヤのドイツ兵を改造した方が早そうなので、極力キットを生かす方向で進めます。

まずは手首を切り離し、削ったり1.2mmのプラ版をくさび状にカットして挟んでスナップを利かせた角度に変更。右腕の付け根には、やはりくさび状に切り出したプラ棒を入れて肩を作ります。足首なんかもちょっと角度を修正。
最も秀吉らしさが現れている兜は大幅修正。全体的にラッカーパテで形状を修正。ひさしと後部の板状の部分は切り落とし、プラ版で作り直し。馬藺後立も作り直し。0.3mmのプラ版をポンチで抜いて直径3mmの円形パーツを作成。その周りに厚さ0.14mm。0.5mm幅のプラストラップで馬藺の葉を付けていきます。
塗装できるようになるまでが長かった……。

製品名:徳川戦国絵巻 No.01 小田原攻め(アオシマ)

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