レジンキットで、最初はこのような状態。モールドは非常に素晴らしいものの、表面がかなり荒れているので表面処理がちょっと大変です。
一通り表面処理が終わったら、ラッカー塗料で基本塗装。
いつも通り、油彩でシャドウを入れ、
ハイライトを付けます。この後、靴以外をツヤ消しクリアでコートし、靴は「木製機用 木目カラーセット」(モデルカステン)のクリアブラウンで光沢を付けます。クリアブラウンがなければ、普通のブラウンを塗った上にクリアオレンジを噴けば似たような感じになります。
顔は、タミヤアクリルのフレッシュを噴いた後、髪と帽子をラッカーで筆塗り。白目はラッカーのベースホワイト。
油彩でシャドウを付けます。
ハイライトや唇を付けたらラッカーの光沢クリアでコートした後、黒目と眉毛を書き込み、あらためてツヤ消しクリアを噴きます。髪の毛も複数のブラウンで表情を付けます。これでエリザベスちゃんは完成。
フィギュア単体では寂しいので、写真を再現してみることにします。後ろの10HPティリーはタミヤがキット化しているのでこれを使います。ただし、写真のプリンセス号(仮称)はタミヤのキットだけでは再現できないので、パーツを自作します。
右タイヤカバーに付いているミラー?は、0.3mmのプラ板の周囲に0.17mm厚0.5mm幅のプラストライプを巡らせて縁にします。塗装後に、この内側にハセガワのミラーフィニッシュを貼った0.3mmのプラ板をはめ込んで完成。支柱は0.3mmの真鍮線と0.6mmの真鍮パイプで作成。
カーキグリーン+ブラウン系カラーを全体に吹き、デカールを貼って光沢クリアでコートします。タミヤの10HPティリーには、説明書には何の説明もないのですがしらっとプリンセス号(仮称)を再現できるデカールが含まれているので侮れません。
各部に控えめにウェイザリングを入れた後、ツヤ消しクリアを噴いて10HPティリーは完成。プラ板に色を塗っただけのお手軽ベースも作ってビネット化しました。
そしてこれが元ネタの写真です。
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